【医療翻訳の勉強法】医療翻訳に必ず役立つおすすめ参考書
医療翻訳の勉強に必ず役立つ参考書を2冊ご紹介します。
文系出身、医学知識ゼロから医療翻訳者を目指した私自身もすごくお世話になった本です。
医療翻訳を独学で勉強してみたい、現在勉強中という方には特におすすめです。
医療翻訳者のバイブル的参考書「医療翻訳者のための英語」
「まずはこれから!医療翻訳者のための英語」(森口理恵著、イカロス出版)は、現役の医療翻訳者の間でもバイブル的な存在の参考書です。
薬の投与に関する基本表現、薬理学の基本表現、抗生物質・感染症、遺伝子、免疫、動物実験、臨床試験に関する用語、統計解析、検査の表現、製薬業界の表現という章立てで、医療翻訳に必須の基本となる知識がほぼ網羅されています。
各章の冒頭では、学習のポイント、頻出フレーズが紹介されています。
また各章ごとに、重要な用語が解説付きで紹介されていて、用語の解説の中にも、頻出フレーズが含まれています。
また最後の章には「これから医療翻訳を目指す人へ。医療翻訳の仕事と学び方」というタイトルで、プロになるための目標設定、仕事のコツなども具体的に紹介されていて、内容も具体的で、すばらしいです。
この本で紹介されている用語やフレーズは医療翻訳の実務でも役立つものばかりです。
医療翻訳をこれから勉強してみたいという方は、まずこの本を読んで、用語集、フレーズ集を作ることをおすすめします。
日英の医療翻訳に特に役立つ参考書「ライフサイエンス 論文作成のための英文法」
「ライフサイエンス論文作成のための英文法」(河本建編集、ライフサイエンス辞書プロジェクト監修、羊土社)は、世界の主要医学系雑誌に掲載された記事を収録した「PubMed」をベースに、臨床医学を含むライフサイエンス分野に特化したコーパス(言語データベース)から、論文でよく使用される表現を集めて紹介しています。
例文も多く、医療分野の論文で頻出の表現を効率よく勉強できるので、医薬翻訳を勉強中の方におすすめです。
特に日英の医療翻訳で、英語らしい表現の文章を書くために、非常に役立つ内容です。
特に2章の「論文らしい長い分の作り方」、3章の「論文によく用いられる重要表現」の中の「つなぎの表現」「推量の表現」などは、日英の仕事をする中でかなり役立ちました。
かなりボリュームがあるので、この本の全てを用語集、フレーズ集にまとめるのは大変ですが、この表現は自分では思いつかないなと思った表現、「これは使える!」と思った表現は、用語集、フレーズ集にまとめてストックしておきましょう。
医療翻訳に必ず役立つおすすめ参考書まとめ
医療翻訳に必ず役立つおすすめ参考書として、
- 「まずはこれから!医療翻訳者のための英語」(森口理恵著、イカロス出版)
- 「ライフサイエンス 論文作成のための英文法」(河本建編集、ライフサイエンス辞書プロジェクト監修、羊土社)
の2冊をご紹介しました。
この2冊の参考書は独学で医療翻訳を勉強しようとしている方にもおすすめです。
医療翻訳の頻出表現を効率よく学べて、実務でも、かなり使える内容です。
ただ読むだけではなく、自分用の表現集、用語集にまとめておくことをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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