【医療翻訳のおすすめ通信講座】仕事に直結する英日(和訳)翻訳講座

医療翻訳の勉強を始めたけど、独学では厳しそうだから通信講座を受講したいという方も多いのではないでしょうか?

私自身も、医療翻訳の勉強を始めた当初は通信講座を受講しました。

今回は、仕事に直結しやすいという観点から、本当におすすめできる医療翻訳の通信講座をご紹介します。

医療翻訳の通信講座の選び方とポイント

医療翻訳の通信講座を選ぶポイントとして、医療翻訳の中でも需要が多い、治験関連の翻訳の内容をカバーしているかと仕事に直結するルートがあるかということが一番重要なポイントだと思います。

まずは、この2つのポイントについて、解説します。

医療翻訳の通信講座の選び方-1.需要の大きい治験分野をカバーしているか

医療翻訳の中で、需要が多く、今後も需要が増えていくと予想されるのが治験関連(製薬業界)の翻訳です。

医療翻訳講座の中には、治験関連よりも、医学系の論文に特化した講座も多く、私が受講したのも、どちらかというと医学系の論文を多く扱っていた講座でした。

でも、実際にフリーの医療翻訳者として仕事を始めて、治験関連や製薬業界の翻訳が圧倒的に多いということを実感しています。

論文などの仕事は経験が豊富な翻訳者が担当しているということもあるかもしれませんが、案件自体の数も圧倒的に治験関連、製薬業界関連が多いようです。

これから医療翻訳の勉強を始めるという方は、ぜひ通信講座を選ぶ時のポイントとして、治験関連の翻訳をメインとしているかということをチェックすることをおすすめします。

医療翻訳の通信講座を選び方-2.仕事につながるルートがあるか

独学ではなく講座を受講することのメリットとして、翻訳の仕事に結びつきやすくなるという点があると思います。

ただし、このメリットは講座の提供元によって、差があるのも事実です。

受講終了後に、就業サポートがあるかという点についても、事前に確認してみることをおすすめします。

翻訳会社が母体の講座や、大手翻訳会社と提携している講座などがおすすめです。

 

おすすめの医療翻訳通信講座~需要の多い治験翻訳特化型アルパ・リエゾンの講座

「治験翻訳」という言葉の創始者でもある有馬貫志氏が代表を務める「アルパ・リエゾン株式会社」の通信講座は、医療翻訳の中でも治験翻訳に特化していて、大手翻訳会社とも提携しているので、おすすめです。

「和訳基礎演習 がん治験と翻訳技術」では、米国「National Cancer Institute」のテキストを使用して、がん治験の全体像を把握します。

文系出身で医学的な基礎知識がゼロでも無理なく学習できるプログラムです。

「和訳基礎演習 治験総括報告書Plus」は、治験翻訳の中でも特に需要の多い治験総括報告書のシノプシス全体の翻訳を通して、翻訳の実践的な力を養います。

翻訳作業に必要な資料の収集とその重要度の選別方法、クライアントや翻訳会社とのコンタクトの方法など実務レベルで重要な知識についても解説されます。

治験翻訳特化型アルパ・リエゾンの通信講座の内容と費用

アルパ・リエゾンの通信講座は「和訳基礎演習 がん治験と翻訳技術」、「和訳基礎演習 治験総括報告書Plus」それぞれ、オリジナルテキスト、10回の添削+コメント、添削10回提出後に1回の講師との電話チュートリアルが含まれます。

修了生の特典として、コース修了後の医薬関連求人情報メール、提携各社のトライアル案内を無料で受信することができます。

提携各社には、株式会社翻訳センター、株式会社リンクトランス・サイマル、株式会社川村インターナショナル、株式会社アスカコーポレーションという、大手翻訳会社や医療系の翻訳に定評のある会社が名を連ねています。

アルパ・リエゾンの通信講座の受講料金は以下のとおりです。

入学金:10,800円(初回のみ、税込)
受講料:101,520円(税込)

詳細は公式HPをご覧ください。

アルパ・リエゾンの治験翻訳通信講座

 

おすすめの医療翻訳通信講座~翻訳会社メディア総合研究所の仕事直結型の講座

MRI語学教育センターは、大手翻訳会社、株式会社メディア総合研究所が運営する実務翻訳専門の翻訳学校です。

Step1では、専門分野別に、その分野に特化した翻訳テクニックやコツを学びます。
Step1の教材は専門分野の翻訳が初めての方にも、専門用語や知識を修得しながら学習していただける内容となっているため、専門知識がないかたでも学習することができます。

Step2では、プロの翻訳者を目指し専門分野を強化します。
Step1で学習した専門用語や知識を活かしながら分野に特化した翻訳テクニックやコツを学びます。
Step1から同じ分野を継続して受講されるとより効果的です。

医学・薬学分野は、治験(1) -臨床・非臨床、治験(2)-薬事行政、医療機器という構成で、需要の多い、治験分野がしっかりカバーされています。

また、MRI語学教育センターでは、登録対象講座を平均90点以上の成績で修了すると、株式会社メディア総合研究所の翻訳者として登録できるという制度もあります。

翻訳会社メディア総合研究所の通信講座の費用

Step1:5ヶ月(受講延長制度あり) 6題(日➡英または英➡日) 受講料 48,600円(税込)

Step2:8ヶ月(受講延長制度あり) 10題(日➡英または英➡日)受講料 62,640円(税込)

詳細は公式HPをご覧ください。

MRI語学教育センター 医学・薬学翻訳 通信講座

医療翻訳のおすすめ通信講座、選び方とポイントまとめ

今回は、仕事に直結しやすいという観点から、本当におすすめできる医療翻訳の通信講座をご紹介しました。

通信講座の選び方のポイントとして、

  • 医療翻訳の中でも需要が多い、治験関連の翻訳の内容をカバーしているか
  • 仕事に直結するルートがあるか

というポイントについてもご紹介しました。

今回ご紹介した、アルパ・リエゾン、MRI語学教育センター以外にも、治験関連の翻訳に特化した講座や、翻訳会社が母体の通信講座はあります。

”治験 翻訳講座”などをキーワードにGoogleなどで検索すると、たくさん見つかると思います。

講座を受講する前には、気になる点についていろいろと質問して、本当に納得できる講座を選択することをおすすめします。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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