医療翻訳の中でも医療機器・バイオに特化したおすすめの通信講座

医療翻訳の中でも、医療機器やバイオテクノロジー分野の翻訳は、高度な専門性を要求されるため、需要に対して対応できる人材が不足している分野とされています。

人材が不足しているということは、医療機器やバイオ系に対応できるような専門的な翻訳スキルを身に付けることで、収入アップにつながる可能性もあります。

今回は、医療翻訳のスキルアップとして、医療機器やバイオテクノロジー分野を目指してみたいという方におすすめの通信講座をご紹介します。

医療機器翻訳のおすすめ通信講座

医療機器の翻訳で扱う文書は多義に渡りますが、取扱説明書やマニュアルが多いため、IT系を専門としていた翻訳者が医療機器の翻訳を勉強して転向するケースも多いそうです。

次々に新しい技術を活用した新製品が開発されている医療機器の分野では、実際に医療機器の翻訳案件を受注している翻訳会社を母体とした翻訳スクールが提供する講座で、最先端の知識を身に付けることがポイントになると思います。

翻訳会社を母体とした翻訳スクールが提供している医療機器に特化した通信講座を二つご紹介します。

サン・フレア アカデミーの医療機器和訳講座(通学・通信)

創業約40年の翻訳会社サン・フレアが母体となっている「サン・フレア アカデミー」は、翻訳実務での豊富なノウハウを活かし、優秀な翻訳者の養成に力を注いでいる翻訳スクールです。

「サン・フレア アカデミー」は、医療機器の和訳講座を提供しています。

通学講座と通信講座の二種類があり、受講料と期間は以下の通りです。

  • 【通学講座】81,000円 期間:2ヶ月(週1回2.5h×8回)または2.5ヶ月(週1回2h×10回)
  • 【通信講座】49,000円 期間:3ヶ月(有効期間:6ヶ月) 添削回数:8回 質問件数:16件

医療機器翻訳の基礎から、さまざまな医療機器の知識、医療機器翻訳に頻出の各種文書毎の翻訳表現など、実務で役立つ内容を総合的に学習できます。

課題では、ペースメーカー、カテーテルなどの体内埋め込み型医療機器から、医療画像処理用ソフトウェア、心血管造影解析システム、タンパク質サンプル用ツールキットなども網羅されているので、幅広い医療機器の知識の学習に役立ちます。

また、課題となっている文書は、取扱説明書、カタログ、論文、添付文書、治験関連文書、プレゼンテーション資料など、さまざまな文書がカバーされています。

実際の案件に頻出の取扱説明書、カタログ、プレゼンテーションなどの文書特有の表現なども学べそうですね。

サン・フレア アカデミーは翻訳実務検定「TQE」を運営していて、「TQE」を受験して優秀な成績を収めると、母体の翻訳会社サン・フレアの登録翻訳者となる制度があります。

「サン・フレア アカデミー」の医療機器和訳講座の詳細について知りたい方は、こちらのページをご覧ください。

「サン・フレア アカデミー」 医療機器和訳講座

 

MRI語学教育センターの医療機器翻訳の通信講座

仕事に直結する英日(和訳)翻訳講座という記事の中でもご紹介したMRI語学教育センターは、翻訳講座の修了生がダイレクトにプロの翻訳者として活躍できる「自社育成システム」を提供している翻訳スクールです。

MRI語学教育センターは、医療機器の和訳と英訳の通信講座を提供しています。

MRI語学教育センターの通信講座は、専門分野別にその分野に特化した専門用語、背景知識、翻訳テクニックを学ぶ「STEP1(実践)」と長文の翻訳演習を通して、プロ翻訳者としての実践的な翻訳力を身に付ける「STEP2(プロ)」の二段階の構成になっています。

「STEP1(実践)」と「STEP2(プロ)」のそれぞれの受講料、受講期間は以下のとおりです。

  • 【STEP1(実践)】48,600円 5ヶ月(延長可) 添削:6題(日英または英日)
  • 【STEP2(プロ)】62,640円 8ヶ月(延長可) 添削:10題(日英または英日)

MRI語学教育センターの医療機器翻訳通信講座の詳細について知りたい方は、こちらのページをご覧ください。

MRI語学教育センター 医療機器翻訳通信講座

 

バイオテクノロジー翻訳のおすすめ通信講座

遺伝子診断・治療、遺伝子組み換え技術、iPS 細胞など、画期的な新しい技術が次々と開発されるバイオテクノロジーは、翻訳の需要が伸びている分野の一つです。

翻訳の需要が伸びている一方で、この分野の翻訳は高度な専門性が要求されるため対応できる翻訳者が少なく、どの翻訳会社でも翻訳者が不足しているようです。

将来性が高い分野なので、理系出身の方、文系出身でもバイオテクノロジーに興味があり、基礎からしっかり勉強したいという方はぜひトライしてみてください。

 

MRI語学教育センターのバイオテクノロジー翻訳の通信講座

医療機器翻訳通信講座でも紹介しましたMRI語学教育センターは、バイオテクノロジーの和訳と英訳の通信講座も提供しています。

DNAシーケンサーの製品紹介、実験手順書・マニュアル、研究論文、販促資料など、実際の案件で頻出の文献について、専門用語、背景知識、翻訳テクニックを学ぶことができます。

「STEP1(実践)」と「STEP2(プロ)」のそれぞれの受講料、受講期間は以下のとおりです。

 

  • 【STEP1(実践)】48,600円 5ヶ月(延長可) 添削:6題(日英または英日)
  • 【STEP2(プロ)】62,640円 8ヶ月(延長可) 添削:10題(日英または英日)

MRI語学教育センターのバイオテクノロジーの翻訳通信講座の詳細について知りたい方は、こちらのページをご覧ください。

MRI語学教育センター バイオテクノロジー通信講座

 

医療機器・バイオに特化したおすすめの通信講座まとめ

今回は、医療翻訳のスキルアップとして、医療機器やバイオテクノロジー分野を目指してみたいという方におすすめの通信講座をご紹介しました。

医療機器やバイオ系の翻訳は専門性が高いので、医療翻訳者としてある程度経験を積んだ上で、スキルアップのために取り組むことが一般的かと思います。

ただ、IT系の翻訳、医療機器メーカー勤務、理系出身などの経歴をお持ちの方は、最初から医療機器もしくはバイオテクノロジー専門の翻訳者を目指して、専門的な勉強をするのもよいかもしれません。

いずれも将来性があり、高度な専門性が求められる分野なので、常に人材不足のため、安定して高収入を得られる可能性が高い分野です。

スキルアップ、収入アップを図りたいという方はぜひチャレンジしてみてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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