国際学会でポスター発表する際に使う英語表現が学べる本
「国際学会でポスター発表するときに使う英語のフレーズを知りたい」
「国際学会で初めてポスター発表することになったけど、英語力に不安がある」
そのような疑問や悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、医師や研究者の方などが国際学会のポスター発表、口頭発表、懇親会などで実際に使える便利な英会話フレーズがまとめられた「テツヤ、国際学会いってらっしゃい〜発表・懇親会・ラボツアー編」という本をご紹介します。
「テツヤ、国際学会いってらっしゃい〜発表・懇親会・ラボツアー編」とは?
国際学会のポスター発表などで使える英語フレーズが満載
2014年11月に出版された「テツヤ、国際学会いってらっしゃい〜発表・懇親会・ラボツアー編」(Kyota Ko (著), Simon Gillett (著), 近藤 科江 (監修), 山口 雄輝 (監修)、羊土社)は、医師が外国人の患者を診察するために必要な英会話のフレーズをまとめた本です。
この本は、「理系英会話アクティブラーニング」シリーズの第1弾です。
「理系英会話アクティブラーニング」シリーズは、国際学会などのグローバルな環境で日本人が活躍するために必要な英語のコミュニケーション能力を高めることを重視しています。
そのため、相手にわかりやすく伝わるために効果的で実用的な英語フレーズが厳選されて掲載されています。
国際学会で発表をするために必要な英語を効率よく学びたいという方が、「そうそう、こういう英語フレーズ集が欲しかったんだ!」と感じるような内容になっていると思います。
「テツヤ、国際学会いってらっしゃい」の構成は?
「テツヤ、国際学会いってらっしゃい〜発表・懇親会・ラボツアー編」の構成は以下のとおりです。
- 事前に身につけたい7つの機能的話法 〜出発前の英語学習〈学会前〉
- こんな研究しています! 〜プレゼン〈発表〉
- な…なにか質問は? 〜〈質疑応答〉
- 懇親会で自然にふるまう!? 〜食事の席〈懇親会〉
- 案内するの,私ですか!? 〜ゲストのアテンド〈ラボ案内〉
全編を通じて、テツヤが国際学会のポスター発表や口頭発表の準備をしたり、実際に英語でポスター発表や口頭発表を行い、質疑応答をこなしたり、懇親会で外国人と英語で会話したりというリアルな内容になっています。
各章の冒頭に付いているQRコードを読み取ると、テツヤが実際にポスター発表や口頭発表を行っている動画を見ることもできます。
「テツヤ、国際学会いってらっしゃい〜発表・懇親会・ラボツアー編」のおすすめポイント
ポスター発表、口頭発表、質疑応答で使える英語フレーズが満載
各章には、英語でのプレゼン準備、ポスター発表、口頭発表、質疑応答などの各場面で実際に使える実用的な英語フレーズが「使えるフレーズ」として紹介されています。
英語のプレゼンで論理的に説明するのに便利なフレーズや図やグラフを使って説明する際に便利な英語表現などもあります。
また、言い間違えに気づいたときに間違いを認めて訂正するなど、よくあるトラブル時の対処のための英語フレーズも紹介されています。
こちらは言い間違いをしてしまった場合に間違いを認めて、言い直す時に使う便利な表現として紹介されていたものです。
ええと、違いますね、本当は・・・
Sorry, that wasn’t right.
Sorry, my bad.
↓
I mean to say: …
I meant: ….
引用元:「テツヤ、国際学会いってらっしゃい〜発表・懇親会・ラボツアー編」
このような表現を覚えておけば、実際のポスター発表などの場面で言い間違いをしてしまっても、慌てずに対処できそうですよね!
国際学会の臨場感溢れる動画
各章の冒頭に付いているQRコードを読み取ることで視聴できる動画は、この本の主人公であるテツヤが実際にポスター発表や口頭発表などを行っている動画を見ることができます。
実際に国際学会に参加しているかのようなリアリティのある動画です。
動画の中には、各章で紹介されている使える英語フレーズも盛り込まれています。
国際学会で英語でポスター発表・口頭発表を行う方は、この動画を何度も繰り返し見て、自分がテツヤになったつもりでジェスチャーなども真似しながら練習するのはとてもいい訓練になると思います。
この動画のテツヤの英語は発音もキレイで、話す速度もネイティブと同レベルだと思いますので、この動画と同じような発音と速度で英語が話せるようになれば、自信を持って国際学会に臨めるのではないでしょうか。
国際学会での質疑応答で使える英語フレーズも!
国際学会でのポスター発表や口頭発表で一番難しいのは英語での質疑応答だと思いますが、この本では質疑応答で使える便利な英語フレーズもたくさん紹介されています。
こちらは、時間内に回答しきれない場合の英語フレーズです。
オーラルプレゼンの場合
I think I’ll run out of time explaining this, but …
I don’t think I can answer that within time. Please stop by during the reception.
ポスタープレゼンの場合
This is going to take a while to explain, but do you mind?
Can I have five minutes of your time.
引用元:「テツヤ、国際学会いってらっしゃい〜発表・懇親会・ラボツアー編」
国際学会での質疑応答で使える英語フレーズについては、こちらの記事にもまとめています。
【英語のプレゼンの質疑応答のポイント】国際学会などで使える英語フレーズも!
国際学会のポスター発表などで使う英語フレーズを学べる「テツヤ、国際学会いってらっしゃい」まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回は、医師や研究者の方などが国際学会のポスター発表、口頭発表、懇親会などで実際に使える便利な英会話フレーズがまとめられた「テツヤ、国際学会いってらっしゃい〜発表・懇親会・ラボツアー編」という本をご紹介しました。
国際学会でのポスター発表や口頭発表を自信を持ってこなせる英語力を身に付けたいという方にはこちらの講座もおすすめです。