トライアル合格後の継続受注のために「都合のいい」翻訳者になろう

翻訳会社のトライアルには合格したけど、仕事が途切れてしまう、なかなか継続して受注できないという悩みをお持ちの在宅翻訳者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、トライアル合格後、継続して翻訳の仕事を受注できるようになるためのポイントについて、まとめてみました。 

トライアル合格後はいつでも連絡が取れるようにすること

トライアル合格後、初仕事の依頼がくるまでには、一般的には3ヵ月程度、期間があく場合が多いのですが、いつ連絡がくるかはわかりません。 

緊急の案件で翻訳者が見つからないというケースで仕事が回ってくる場合、トライアル合格後、すぐに仕事が回ってくるという可能性もあります。 

そのため、トライアルに合格した後はメールのチェックをまめにして、仕事の依頼を受けたら、すぐに返信できるようにしておきましょう。 

また緊急の案件の場合、電話で連絡がくることが多いです。

この場合、電話に出られないと他の翻訳者の方に仕事が回ってしまう可能性が高いです。

海外在住で日本との時差が大きい場合は難しいかもしれませんが、国内在住の場合、できれば電話にも出られるようにしておくことをおすすめします。

 

翻訳会社にとって「都合のいい」翻訳者とは?

以前、翻訳会社のコーディネーターさんから、「金曜日の夜に電話がつながる在宅翻訳者さんは本当に助かる!」という話を聞いたことがあります。

翻訳会社のコーディネーターさんが、金曜日の夕方から夜にかけてクライアントから翻訳の依頼を受けた場合、特に月曜日の朝納品希望の案件の場合、急いで翻訳者を手配する必要があります。

そんな時に電話がつながり、仕事を引き受けてくれる翻訳者の方にはとても助けられるということです。

私も特に在宅翻訳者として仕事を始めたばかりの頃は、金曜日の夕方から夜にかけて、月曜日の朝納期の案件を受けることは多かったです。

一番遅い時で、金曜の夜21時台に電話がかかってきたこともあります。

トライアル合格直後や仕事が途切れがちな場合は、特に金曜日の夕方から夜にはすぐに電話に出られるようにして、翻訳会社のコーディネーターさんにとって「都合のいい」翻訳者になることをおすすめします。

翻訳会社のコーディネーターさんに「助かった!」と思われることで、その後、長期の案件も含めて、継続的に仕事を回してもらえるようになります。

 

翻訳会社のコーディネーターさんやクライアントの立場に立って考えること

以前、金曜日の夕方17時入稿予定、当日22時納期という案件を受けたことがあります。

17時から22時という短納期に備えて、当日はその時に抱えていた長期案件を16時までで打ち切って、目と脳を休めて待機していました。

17時にPCの前に座って、入稿を待っていたのですが、結局、翻訳会社から連絡が来たのは18時少し前で、しかも「お客様からまだ原稿がこないのですが、もう少し待っていただけませんか?」という連絡でした。

お客様の都合で入稿が予定より遅れるということはよくあることですが、短納期の場合は翻訳の作業の時間が短くなってしまうので困りますよね。

でも、こんな時でも「無理です!」と、つっぱねるのではなく、できる限り、相手の立場に立って、要望に応えられる方法を考えましょう。

翻訳会社のコーディネーターさんはクライアントさんからの入稿が遅れたとしてもできるかぎり希望納期内に納品したい、そしてクライアントさんは今日中にどうしても訳文を受け取ってチェックしたいということなのかなと思いました。 

そこで私は、「入稿が遅れた場合、最後まで翻訳できるという保証はできませんが、22時までに完成した部分を本日22時までに納品して、残りは週明けの月曜日の朝に納品ということでいかがでしょうか?」と提案してみました。 

翻訳会社のコーディネーターさんは私の提案どおりにクライアントと調整してくれたので、19時過ぎになって原稿が届いた時も「絶対に22時に全部訳して納品しなければ!」というプレッシャーもなく、安心して翻訳に取り組むことができました。 

このように臨機応変に対応することで、翻訳会社のコーディネーターさんとも信頼関係を築くことができると思います。

 

トライアル合格後、継続して翻訳の仕事を受注するためのポイントまとめ

今回は、トライアル合格後、継続して翻訳の仕事を受注できるようになるためのポイントについて、ご紹介しました。 

トライアル合格直後の方や、翻訳の仕事が途切れてしまうという方は、まずはできるだけ連絡が取りやすい体制を整えること、翻訳会社のコーディネーターさんやお客様の立場に立って考えることを心がけてみましょう。

また翻訳の仕事が途切れた時は、絶好のスキルアップのチャンスと考えて、翻訳の質をあげるために実務訓練を積むこともおすすめです。

実務訓練の具体的な方法はこちらの記事でご紹介していますので、参考にしていただければと思います。

安定して翻訳の仕事を得るためにトライアル合格後にやるべきこと

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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